バリ島・デンパサール国際空港の国際線発着が限定的に再開へ!
Tribun Baliなど複数のインドネシア現地メディアの報道によると、インドネシア政府は現在ジャカルタとマナドに限定されている空路の国際線発着をバリ島・デンパサールのングラライ国際空港にも認める方針を固めたようです。
インドネシア・海洋担当調整大臣のルフット氏が2021年10月4日に発表したもので、バリ島のングラライ国際空港の国際線発着は日本、韓国、中国、アラブ首長国連邦、ニュージランドからのフライトに限定し、到着(入国)後の隔離措置などは現状実施しているものと同じ措置を適用(=7泊8日の指定ホテル隔離)するとのことです。
ビザ免除プログラムやVOA(到着ビザ)取得は停止されたままとなる見込みのため、バリ島への外国人の来島は10月14日以降もB211Aなどのビザの取得した人か、KITAS/KITAPなどの滞在許可保持者に限定されます。
また、9月30日にインドネシア運輸航空局が各航空会社に要請したとされる、到着する国際線の搭乗人数を90人上限とする制限についてはバリ島到着にも適用されるかどうかは不透明な状況です。
これまで必須となっていたジャカルタでの入国と隔離を経ずに、日本からバリ島へ直接入ることは規定上これで可能になりますが、ガルーダ・インドネシア航空の成田・関空〜バリ島便は欠航したままの状況ですのでこれが再開しない限りは日本からの直接入ることが出来ず、この規定は他の認められている国を経由(例えば仁川経由など)でも認められるのかどうかも不透明です。
約1年半国際線発着が認められていなかったバリ島に国際線フライトが戻ってくることは喜ばしいニュースですが、現時点ではバリ島への運航を再開することを表明している航空会社がなく、つい先日ガルーダ・インドネシア航空も成田・関空〜バリ島路線を再開するのは早くて2022年3月と政府観光局イベントで発表したばかりですので、この措置を受けて方針が変わることを祈るばかりです。
Source: Tribun Bali
Coconuts Bali