SWISS、成田〜チューリッヒ便を最新鋭機材777-300ERに変更へ

SWISS 777-300ER

SWISSの777-300ER Bruno Geiger

スイス・インターナショナルエアラインズ(LX、以下SWISS)は、東京・成田国際空港(NRT)〜チューリッヒ・クローテン国際空港(ZRH)を結ぶ直行便で使用する機材を現在のエアバスA340-300から同社の最新機材ボーイング777-300ER(77W)に変更すると発表しました。

SWISSの777-300ERは導入から15年以上経過したエアバスA340-300やA330-300の代替として新造機を発注、旧スイス航空時代に747-300を運用していた時代以来のボーイング新造機導入となります。

同社の初号機(登録番号HB-JNA)は2016年1月に納入され、主にアメリカ路線やシンガポール・バンコクなど東南アジア路線での運用が中心となっていました。

SWISSでは2018年3月までに発注した全10機を受領し、また2016年からは相次いて6機のA340-300が退役(エーデルワイス航空へのリース等)、いよいよ本格的な777-300ERへの置換が始まったタイミングで、満を持しての成田路線投入となりました。

席数は全340席(ファースト8席・ビジネス62席・エコノミー270席)で、A340-300の223席より大幅増加となりました。これにより、ゴールデンウィークや夏季の混雑緩和と、より多くの需要発掘が期待されます。

スイスツアーズ